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コスメ・雑貨の商品開発だけでなくロフトや東急ハンズ、大手ドラックチェーン、コスメチェーン、通販で販売
数多くのヒット商品を生み出すノーブル株式会社 代表取締役 斉藤奈津美様に ジョヤンテ代表取締役 川崎貴子がノーブルならでは の【成功のヒケツ】を取材させていただきました。
川崎: この商品(岩盤DETOXマスク)も面白いですね。このようなニッチで、思わず手に取ってしまうような 商品を生み出す、商品企画に携わっている社員の方はどのような方なんでしょうか?
斉藤: 商品企画の人材を採るのは実はとても難しいんです。最初は社長の私1人で企画開発をしていました。

川崎: 経験者の方ばかりを採用しているのですか?
斉藤: 経験者と未経験者、両方ですね。
経験があればいい、というわけでもないんです。アイディア商品ですから斬新なものを求められるわけです。ですから、情熱を持ちながらも一方で第三者のクールな視点で自分の考えたモノを見れるか。更に世の中の大きなトレンドを体感する能力に長けているかが重要となります。
  
川崎: 従業員(バイト含む)構成を教えてください。
斉藤: 男性4名、女性9名ですよ。
   
川崎: 男性もいらっしゃるんですね!
斉藤: 女性ターゲットの商品ですが、社内に色々な意見がでるのでとても良いですね。
男性は客観的に判断してくれるのでとても参考になります。
マーケティング会社に頼むのも大切かもしれませんが、社内でディスカッションしあった結果、商品化されていくというのがうちの強みでもあります。最近は意見が飛び交うようになったので外れの商品がなくなってきました。
注意しているのは、誰でも何でも言えるような雰囲気作りの部分ですね。
   
川崎: 社内の体制についてはいかがですか?
斉藤: 会社によっては企画・パッケージ・生産管理・ネーミング…
それぞれの業務として分担化されているところも多いんですが
ノーブルでは一連の業務を全て1人で行っています。

例えばこの商品、キャッチコピーが【足クサなんてありえない】っていうんです。若い女性が担当していて、ヒットしている商品です。
私の世代だとこのネーミングは思いつかない。 商品は個々の世界観があるので彼女しかできないモノがあったりする。それは、終わりまで担当するべきなんです。
商品に尖がりが出るんですよね。
川崎:

商品に愛がこもってますね。


足クサなんてありえない
斉藤: そうですね。商品は自分の子供のようなものですから。
   
川崎:

社員教育はどのようにされているのですか?

斉藤: セミナーに参加してもらったり、OJTなどで。中途採用がほとんどで、社会人経験や業界経験のある人ばかりなのでプラスに何か、という感じですが。
それよりも、半年に一回、1対1で話すレビュー(振り返り)の機会を設けています。少しずつ互いの考えがずれていくこともありますので、じっくり話をして軌道修正することです。また、長期の目標のすり合わせなどもそこでしますね。社員も話すことでスッキリするようですし、意向を聞く事もできるから貴重な機会だと思っています。
これをやるようになってから社員の気持ちが同じ方向を向くようになりました。
川崎: 社長は社員からどのようにみられているんでしょうか?
斉藤: 社長というより先輩、という感じに思われているのかも!!
   
川崎: フランクな社風なんですね。社長で会社のカラーって分かりますよね。
斉藤: うちは、会話を気軽に交わせる人じゃないと厳しいんですよ。
なんてことない言葉一つが実は大切なことだったりする。例えば、アルバイトの子が発した言葉で商品のパッケージが変わったりしたこともありました。
川崎: 社長がつくった商品でも、皆が意見できる雰囲気を作ることも大切ですよね。
斉藤: はい!言える雰囲気作りをすることはとても大切です。
川崎: ヒット商品を生み出すコツとは?
斉藤: 多くの女性の夢・願望を叶えるモノを作ることがヒットにつながっていると思うので、消費者の立場で常に考えながら商品企画をしています。基本的なことですが、やっぱりそこが大切ですね。
   
川崎: 顧客の立場に立つって、当たり前そうで実は難しいですよね。
斉藤: そうですね。ですから、ヒットすると本当に嬉しいです。
川崎: 新商品のまつげの間を簡単にうめられて、目が大きく見えるアイラインもまさに、女性の願望を叶てくれる商品ですよね。こういうのがあったらいいなと思った事は何度もありました。商品化されて本当に嬉しい!
斉藤: 商品に作った人それぞれの人柄がでる!ちなみに私はコンセプト重視です。
今回の商品も、とにかく目を自然に・大きく見せたい!!というコンセプトでとことん考えて創りました。
   
川崎: 絶対ソニプラにあったら手にとっちゃう! ヒット間違いなし!ですね。
斉藤: だといいんですが。(笑)
川崎: 広報にはかなり力を入れているのではないでしょうか?
斉藤: それが、ノーブルは広告費が一切かかっていないんです。幸い女性誌が数多く取り上げてくださるので。
川崎: そこも商品力というか、強さの秘訣ですね。
川崎: ところで、ノーブルさんは商品開発をされているのに残業が少ないとうかがいましたが・・・
斉藤: 以前は残業がかなり発生し、自分自身がそれで身体をこわしてしまいました。
長く会社をしていきたいので、社員にも短期で燃え尽きて欲しくないと考えるようになったんです。

 

川崎: 残業時間を減らすために、何か特別なことをされたんですか?
斉藤: いえ。特に何かを大々的に変えた という訳ではないのですが、日々私が社員に業務の効率化を訴えかけるようにしました。
毎日残業があれば、どうしても日中、夜の分の体力を残しておくために気を抜く時間が生まれますよね。就業時間中に集中して仕事をし、残業しないで帰る。 ただそれだけのことなんですが、商品がヒットして通常より忙しくなっても、スムーズに仕事がまわるようになりました。今では繁忙期であっても、遅くとも20時ぐらいには皆帰っています。
川崎: 仕事とプライベートのバランスはいかがですか?
斉藤: 家事は夫に協力してもらっています。なんやかんやありますが、夫婦関係も、やっぱりコミュニケーションが大事ですよね。


ノーブル株式会社 http://www.noble-inc.com
代表取締役  斉藤 奈津美

設立        :平成8年11月26日
資本金     :1000万円
年商        :2億6千万円
従業員数 :13名

事業内容 :美容・健康雑貨メーカー
(商品企画・製造・卸・販売業)
主な商品取扱店舗 ロフト・東急ハンズ 他多数